一見虹のように見えますが、実は「虹」ではないのです…!
塔の横に出来た、縦長の光は「幻日」という現象です。
太陽から少し離れた空に出来るもので、朝や夕方など太陽が低い位置にあるときに現れます。
太陽の両側に出来るので、運が良ければ2個見ることが出来ます。
右側の写真、水平に伸びた光は「環水平アーク」と呼ばれ、太陽の下に出来ます。
太陽が高い位置にある春や夏に、雲が高い位置にかかっている日に見られます。
この2つは虹とは違い、太陽と同じ方向に現れ、雲の中の氷の粒に光が当たることで七色に光るのです。
この3枚、実は筆者が休憩中などでふと空を見上げたときに撮影したものです。
仕事や家事、勉強に追われたり、時間のある時でもスマホに目を落としがちですが
ふと外へ目を向けると「ちょっとイイこと」が転がっているかもしれませんね。