スタッフブログ

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こんにちは、販売促進課の安田です

毎日の自転車通勤中、道端に銀杏が落ちているのを見かけ、秋の到来を感じます
日に日に朝晩も冷え込むようになってきたので風邪をひかないようご自愛ください。
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先月25日・26日、エクステリアワタナベはお客様と一緒に、富山県にあるLIXIL小矢部工場見学に行ってきました

京都、滋賀、大阪からサンダーバートと新幹線を乗り継いで石川県金沢市まで行き、そこからはバスで工場へ向かいました。
車内でお客様とお話ししながら過ごしていたら、遠いようであっという間に到着しました
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工場内は撮影不可なのでブログでご紹介することができず残念ですが、現地で見学させていただいた内容をざっくりとまとめました↓↓

①鋳造工程・・・アルミ地金やリサイクル材を溶解し、アルミ合金ビレットを成形する
②押出工程・・・押出機でアルミ形材を成形する
③表面処理工程・・・アルミ形材の表面に着色塗装する
④加工工程・・・アルミ形材を切断、加工、部品付け、組立し、製品をつくる

素材の状態から商品になるまでの流れを初めて見ることができて、小さな部品から大きなものまでたくさんの人が関わっていてこだわりが詰まっていることに大変感激しました


鋳造工程ではアルミをドロドロに溶かす溶解炉を間近で見せていただいたのですが、少しだけ炉の蓋を開けてもらうと熱風がすごくて汗だくになりました・・・
工場内は全体的に暑かったのですが、炉のまわりは特に暑かったです。
こんなに暑いと、夏場は外の方が涼しく感じるのかな?と思いました


見ていて特に面白かったのは表面処理工程のラインでした。
こちらも詳しくは書けませんが、溶液が入った大きなプールにアルミ製品をドボンと浸け、電気分解で着色させます。

着色してすぐのサンプルを触らせていただき、ちょっと擦ってみたりもしたのですが色がとれることも指に色がつくこともなく不思議だなぁと思いました


ドロドロに溶かしたアルミからせっかく形になったものも、何度も厳しいチェックを受けて規格に合わないものはラインの途中ではじかれてしまったりと、商品が無事に完成するまでの道のりは長く険しいものでした・・・。

参加した社員やお客様からは「こんなに頑張って作っているところを見たら、納期早めて!なんて気軽く言えないなぁ。」というお声がチラホラと聞こえておりました

LIXIL様、北陸LIXIL製作所小矢部工場様、いつもありがとうございます
これからも素敵な商品をよろしくお願いいたします
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工場見学のあとは懇親会も兼ねた夕食タイムです
『辻家庭園』様にて美しい庭園の風景を楽しみながら美味しい料理をいただきました。

辻家庭園(前田家家老旧横山家迎賓館)
城下町・金沢の中心部から少し外れ、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている寺町。
現在は閑静な住宅街となっているその場所には、明治末期~大正初期に建設当時の最先進国であるイギリスの影響を大いに受けて造られた近代庭園・辻家庭園がございます。
当初は加賀藩家老・横山男爵家の別邸として現代の価値に換算すると約40億円もの巨額を投じたとされ、完成当時は数万坪の敷地があったと伝えられています。

作庭したとされているのは七代目・小川治兵衛。
1860年現在の京都府長岡京生まれ。日本近代庭園の父とも呼ばれる京都の高名な庭師です。
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辻家庭園に到着したのはすでに暗くなってからだったので、私たちが見たのは庭園の夜のすがた。
ライトアップされた通り道は様々な種類の植物を幻想的に映し出し、趣を感じさせられました
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庭園の景色を間近で感じながら食べる夕食はとても美味しかったです。
どのお料理も絶品で、ついついお酒も進んでしまいました

お客様の中には初対面の方も多くいらっしゃったのですが、それを感じさせない程に会話も弾み、親睦を深められたと感じております。

辻家庭園様はいろんなシーンで使われる会場だそうですが、日中の庭園見学も可能のようです。
行かれる際には事前に営業時間や拝観料をHPでチェックしてくださいね


時間の都合上、庭園をすべて見て回ることはできませんでした
私も次に行く機会があれば明るい時間帯に庭園全体を見て回りたいです。
特に、
・シンボルマークのような存在と言われる樹齢300年を誇る欅の木
・庭園の奥に流れる全長5.5mの滝
・現在では採掘の難しいとされる貴重な庭石
は見どころらしいので、要チェックです
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翌日は金沢観光へ
『近江町市場』『兼六園』へ足を運びました。

近江町市場ではずらりと並ぶお店をぶらぶらと見て回り、名産品を物色しました。
私は生牡蠣をその場でむいてもらいレモン果汁をかけてツルッといただきました
程よい塩気がありとてもミルキーでした

ガイドさんにおすすめされて食べたのが、ウナギの蒲焼ならぬドジョウの蒲焼
身は小ぶりながらしっかりと味があって意外と美味しかったです
ドジョウは臭みがあるイメージでしたがそんなこともなく◎
ガイドさん曰く、お店によってはイマイチなところもあるようなのでご注意ください
私が食べたのはこのお店。

近江町市場へ行かれた際は是非お立ち寄りください
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兼六園ではとても天気に恵まれ、歩いていると汗ばむほどの快晴でした

兼六園は日本三名園のひとつと称されており、江戸時代の代表的な林泉廻遊式庭園です。
四季折々の美しい景観を見せてくれるので何度でも訪れたくなる歴史的な観光地です。

9月ですが紅葉はもう少し先のようで、青々しい木々が並んでおりました。
春の桜や秋の紅葉がメジャーですが、冬は園内の松などに施される雪吊りも見どころだそうです
(雪吊りとは、北陸特有の重たい雪で枝が折れるのを防ぐためのものだそうです。)

園内はかなりの広さなので、マップを持って散策することをおすすめいたします。
(私はマップなしで歩いたのですが、先へ進んでいるつもりが何度も同じところに戻ってきてしまったり、行きたい場所に辿り着けなかったりと、なかなかハードでした・・・

時期によって開園時間が異なったり無料開放されていることもあるので、行かれる際は事前にお調べください
⇒⇒『兼六園めぐりHPはコチラ』⇐⇐
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一泊二日の研修旅行はあっという間に終了
工場研修から始まり、観光まで楽しんだ二日間はとてもいい勉強&思い出になりました。

普段は仕事の会話がメインのお客様ともプライベートの会話をしたり笑顔はじけて心の距離が縮まったように感じます。

この経験をこれからの仕事に活かせるよう、精進してまいります
ご参加いただいたお客様、ご協力いただいたLIXIL様、北陸LIXIL製作所小矢部工場様、ありがとうございました
今後もエクステリアワタナベをどうぞよろしくお願いいたします

(Writer:YASUDA)
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